高雄

台湾 高雄市
訪問日:2018年10月11日(木)~11月1日(木)
大学生当時(2018年)、台湾に1ヶ月滞在した際に拠点とした都市。今ほど積極的に写真を残していないのが惜しいが、街の雰囲気を少しでも感じていただければ。エリアごとに写真を紹介するので、必ずしも時系列に沿っているわけではないので注意。

周辺地図

概要

高雄は台湾南部を代表する都市の一つ。台北を台湾の東京とするならば、高雄は大阪+神戸といったところか。港湾とともに成長し、今でも世界的な貿易港として知られる。

台北から高雄までは新幹線で約1時間40分。東京から名古屋、京都から広島とだいたい同じくらい。

台北を経由せずとも、成田や関空、福岡空港などからは高雄国際空港への直行便も出ている。空港から中心市街地までは地下鉄で一本で行けるので、けっこうおすすめ。

路線図

※路線図は2018年11月当時のもの。

訪問当時は、ちょうど台鉄(日本でいうJR)の路線を地下化し、駅を増やして短距離輸送の利便性を向上させる工事が行われていた。上地図のグレーの点線が地下化された区間である。

地下鉄は紅線橘線の2路線あり、街を十字に貫いている。さらに、高雄の街をぐるっと1周するライトレールの建設が進んでおり、訪問時は地図の黄緑色で示した区間しか開業していなかったが、2022年現在は7割近くが開業済、数年後には全線開業を目指しているようだ。

高雄駅周辺

高雄の陸の玄関口。区間列車の他、台北方面に直通する特急列車も1時間に1本ほどのペースで出ている。(台湾は日本でいう在来線と新幹線を運営する会社が別なので、在来線と新幹線がバチバチにやりあっている。そのため、長距離の在来線特急が今も残っている。)

ちなみに新幹線の駅は5kmほど北にある「左營」駅にある。上の事情もあって、台湾の新幹線駅は台北周辺を除いてほぼ全てが従来の中心駅から離れたところに設置されている。

高雄駅構内

高雄に着いて数日で新駅舎が開業した。それまでの仮設の駅舎の中にも入ったのだが、1枚も写真を残していなかった、、、

中心市街地

高雄の現在の中心市街地は高雄駅の南側に広がっている。美麗島駅は2本の地下鉄が交差する乗換駅である。中央公園の近くには今回滞在時に拠点としたゲストハウスがある。大立デパートや新堀江商圏など、徒歩圏内に買い物スポットや飲食店が充実しており、生活にはまず困らない。

三多商圏は名前の通り高雄の一大ショッピングエリア。大遠百、新光三越、遠東SOGOと百貨店も集中している。

ここから海側に歩いていくと、だんだんと個性的な建物が増えてくる。なかでも目につくのは高雄一の高さを誇る「高雄85」で、高さはなんと347m、85階建て。高雄駅からも見えるほどに際立った高さなのだが、近づいてみると改めてその大きさが実感できる。他にも、このあたりの海側にはIKEAやコストコなどの大型店舗が点在している。

ちょっと距離が離れるが「統一夢時代」という巨大な複合施設もある。Wikipediaによると延床面積は約25万㎡とのことで、日本だとららぽーとTOKYO-BAYやイオンモール広島府中(ソレイユ)と同じくらいのようだ。最規模なモールにしっかりした百貨店が併設されているため、本当にここだけで生活が完結できてしまう印象を受けた。

夢時代から高雄85のあるエリアへはライトレールが伸びている。さらにライトレールは北西に進み、高雄の旧市街まで繋がっている。

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