札幌

北海道札幌市中央区/北区
訪問日:2022年12月29日(木)~2023年1月3日(火)
年末年始に滞在。札幌は今後もちょくちょく訪れる予定なので、本記事では入門編として札幌駅からすすきのまで札幌駅前通りを南下する。

周辺地図

札幌駅

おそらく多くの観光客が最初に足を踏み入れる札幌のスポット。函館・旭川・帯広など道内各地に向かう特急列車が発着する。さらに現在、北海道新幹線の延伸に合わせて駅の工事や周辺の再開発が進んでいる。写真に写っている札幌エスタ(旧札幌そごう)も、ビル再開発のため2023年内の閉店が予定されている。

札幌駅~大通

札幌中心部の道路は碁盤の目状になっており、住所は札幌テレビ塔あたりを基準に数字で割り振られている。例えば札幌駅を出てすぐ、下の1枚目の写真の住所は「北4条西3丁目」であるため、基準から北に4ブロック目、西に3ブロック目のエリアである、と地元民はだいたい分かる。

ここから南に進んでいくにつれ住所は「北3条××」「北2条××」と数字が次第に減ってゆき、北1条を過ぎると「大通」。ここが札幌中心部を南北に分ける大通公園である。かつては大通公園を境に北側が官庁街、南側が商業地として札幌の開発が進められた。赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)や時計台(旧札幌農学校演武場)はいずれも北側に位置する。

大通

地元百貨店「丸井今井」や「三越」「PARCO」など商業施設が集中するエリア。札幌市内の地下鉄は全部で3路線あるが、その全てがここ大通を経由する。再開発はこのあたりでも活発で、2022年に閉店した「4丁目プラザ」のほか、撮影時点では営業中だったが「ピヴォ(PIVOT)」も2023年中に閉店・解体予定。

狸小路

通りをさらに南下すると大きなアーケード商店街と交差する。これが「狸小路商店街」で、札幌を代表する商店街である。商店街と交差する角で工事が進んでいるのは「モユクサッポロ」で、商業施設やマンションを含む複合施設として2023年開業予定。

すすきの

狸小路を過ぎると目立つ看板たちが見えてくる。ここが国内でも指折りの歓楽街であるすすきので、夜は多くの人が行き交う。すすきの交差点自体は南4条であるが、この先に賑やかな街が続く。

さて、ここまで地下鉄にして2駅分を歩いてきたわけだが、現在は札幌駅からすすきのまで地下通路で繋がっており、さらに沿道の主要な施設にも地下で接続している。実際の行き来は地下経由の方が便利だが、地上の風景を知っていると地下を歩くのもより楽しめるので、時間と気候の都合が合えばぜひ歩いてみていただきたい。

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