広島市中心部から北に約5km、”しもぎ”こと下祗園です。当駅は広島のベッドタウンとしての需要に加え、周辺の大学・高校やイオンモール広島祗園へのアクセス需要もあるため、可部線の駅の中で屈指の乗降者数を誇ります。ちなみに「祗園駅」はないのでここが祇園の中心駅です。(厳密にはあったけど戦時中に休止された)
そんな下祗園駅ですが、現状ちょっと問題がありまして。まず、改札は駅舎のある東側にしかありません。可部線の東側にはアストラムラインが並行しているため、下祗園が最寄りとなるエリアは駅の西側に広がっているにも関わらずです。
また、上り線と下り線の間に島のようにホームがあるため、改札から踏切を越えなければホームにたどり着けません。
これらの問題が、今回の整備で解消されることになっています。今のホームの両側に上り用ホームと下り用ホームが新設され、それぞれのホーム側に改札が設置されます。さらに、それらが東西自由通路によって結ばれます。西側からのアクセスも向上し、踏切を越えることなくホームを行き来できるようになるみたいですね。
西口は駅前広場も新たに整備されるようなのですが、この周辺の道は交通量のわりにかなり道が狭いため、駅前が整備された後も周辺の交通状況の抜本的解決には少し時間を要すかもしれません。ともかく、新しく生まれ変わる下祗園駅に強く期待しています!
ギャラリー
参考
地元の市議会議員さんの記事です→ JR下祗園駅の自由通路等整備について 広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)