地元の方には「己斐(こい)」と言ったほうが通じやすいでしょうか。JR広島駅から宮島口方面へ3駅、西広島駅周辺の記録です。
西広島駅のだいたいの変遷
上でも少し触れましたが、この辺りは「己斐(こい)」と呼ばれる地域です。かつての西国街道が広島の7つの川を渡りきったところに位置する己斐は、古くから交通の要衝として機能してきました。
明治になると国鉄己斐駅が開業、大正時代には現在の広島電鉄の市内線と宮島線の乗換駅となり、広島の西の玄関口として発展しました。その後、駅の統合や名称変更を経て現在に至ります。
現在、西広島駅は将来のアストラムライン(東京でいう日暮里舎人ライナー、ゆりかもめみたいなやつ)の延伸に合わせて駅周辺が大きく変化しつつあります。今のうちにしか見れない風景もあるだろうということで、周辺をぶらぶら散歩してきました。
JR西広島駅
KOI PLACE(コイプレ)
JRの南側の改札を出てバスのりばの先に見えるのがこちらのコイプレ。広電のビル(ひろでん会館)が建っていた跡地を暫定的に広場として活用しています。
ひろでん会館のいとやで高校の制服の採寸したなあ、なんて思い出に浸りつつコーヒーをいただきました。撮影日がグランドオープンの翌日だったので、開店セールで300円也。
広電西広島(己斐)
ひろでん会館が解体されて遠くまで見渡せるようになった以外は比較的そのままといった感じ。シャッター街は今後どうなるのやら。
周辺探索
最後に駅の周辺を少し歩きました。JRの北側はアストラムラインの延伸に合わせて道路網も今後大きく変化する予定です。
2020年2月の西広島はこんな感じでした。またちょくちょく様子を見に来ようと思います。
参考文献:己斐の歴史研究会「わが町己斐のあゆみ」(2008